※画像は2010年2月13日に撮影したものです
3月31日をもって花月園競輪場は廃止となります。残る開催は今日(2/14)最終日のケイリン情報ライブカップ(F2)、3/17~3/19の花月園・ザ・ファイナルVOL.1(F1)、3/29~3/31のF2だけとなっています(それぞれ水木金、月火水曜日の開催なので注意です)。
昨日2月13日に花月園競輪場にサヨナラを言ってきました…。
花月園競輪場は電車を利用する場合、JR鶴見駅と京急花月園前駅が最寄りとなります。鶴見駅からだと…
無料バスが出ています。
まあ、歩いて15分程度なので大した距離ではないです。線路沿いを行けばいいだけなので迷うこともありません。
競輪場に行く途中で目につくというと…総持寺です。この両脇に鶴見大学・短期大学がありますが、記念競輪の開催と学園祭の日程が被ること多く、オケラの客に食い物を売るため学生が声を張り上げていたのを思い出します。
向かいに開かずの踏切「総持寺踏切」があります。
競輪場に向かっていきます…。
旗振りな方が見えたらふもとに到着です。しばらく坂を登ることになりますが、花月園は面白いことに坂下から頂上まで送るバスもあったりします…。
建物が見えてきました。
坂を登り切りました。あと少し。
10時前ですが、指定席券売場にはソコソコ人がいます。
あとはエスカレータを登るだけ。
花月園あすか
競輪場に入りました。正面に見えるのはHスタンドで席は指定席しかありません。しかし他の一般席の充実しているのが花月園競輪場の素晴らしいところです。
それでは競輪場を一回りします。
入場して左手にある2C~4コーナースタンド裏側。花月園競輪場ですが階段の下に売店のあるのが特徴です。
4コーナースタンド向かいにある休憩コーナー、奥には競輪ガイダンスコーナー、競輪グッズ売場があります。
2C裏側の様子。かつて賑わっていた売店もシャッターの下りているところが多く…。昔はこのあたり人がうじゃうじゃいたのですが、実に少なくなりました。車券の窓口も多くが閉鎖されています…。
それでは2Cスタンドに入ります…。
アクリル板の競輪場も増えましたが、花月園は川崎同様金網の競輪場です(H以外)。個人的にはこちらの方が好きです。見やすさを求めるなら上の方に位置すればいいのだから。
ちなみに2Cスタンドの上からは外の様子を一望することができます。
花月園は、競輪場のどの位置に席を取ってもレースが見やすい点で素晴らしい競輪場だったと思います(見やすくないところが案外多い…)。
3コーナースタンド
バックスタンド
ホームスタンド
2C~4コーナースタンド
1Cスタンド(オーロラビジョンにより閉鎖)、1コーナースタンド
席の数も十分あります。
このように競輪場のどの位置にも指定席でない客がいる状態になるので、大きなレースになると盛り上がりも凄かったです。凄いレースをすれば歓声が丸1周、タコな走りをすれば罵声が丸1周と。
1コーナースタンドの写真を撮る頃には「最終点検」が始まっていました。審判や係員が所定の位置について、打鐘が鳴るか、号砲が鳴るかなどは、どの競輪場もしていると思うのですが(知らないけど…)、花月園は場内放送で「最終点検を行います」と流れるのが特徴でした。
以前はバンクの真ん中に確定板があったので、数字が正常に表示できるかのチェックもしていましたね確か…。
最終点検が終わり、開催に支障なしと1Rの選手紹介が始まりました。
ちなみに私が花月園でレースを見るときは1コーナーか、バックスタンドに陣取っていました。特にバックスタンドがお気に入りで…
死角がほとんどありませんでした。
花月園でレースが行われるのもあとわずかです…。
バンクの方はすべて見終わりました。残るは1C裏側~1角スタンド裏側です。
バックスタンド地下にあったお手洗はチョットしたものでした…この画像を見ると特にそう感じますが、Hスタンド以外は老朽化が結構厳しいかなと思います。。
1C裏側の売場(閉鎖)。1角裏側も2C寄りは閉じているところが多いです。
1角でもH寄りだと売場も生きており、売店も多くなります。「煮込みライス」の文字がありますが、この商品を扱っているところはいくつかあるようです。私は場内で食べない人なのでどれが美味しいのかよく分かりません…。
1角スタンド裏側向かいのイベント広場「花月園luckyステージ」。ここが賑わっているのを見たことありませんでしたが、実際どうだったのでしょうか。
花月園競輪場をバンク側裏側と一回りしてきました(Hスタンドは人多く撮影不可でした)。
…
昨日はチャレンジの5競走だけ見てきたのですが、最後のレースは今まで見たことのない4角スタンドから見ようと思い、上に登りました。
タテ位置だけどこれはこれで趣があるし、やはり見やすい。あと、一番上には売場の窓口もあります(2つ)。
レースを見るのに意外な穴場だったかもしれないと思いました。最後に新たな発見をして花月園競輪場をあとにしました…。
オケラ坂を下りながら知らない人と愚痴ったものです…。
さようなら花月園競輪場…。
例によって長々と書いてしまいました。花月園競輪場に足を運びたくとも運べない方もいらっしゃると思いますし、できるだけ多くの画像をと思い、このような形で記事を作りました。
それでは失礼いたします…。