ラスト開催in立川(2020/12/29)

※活躍を載せたく、過去の専門紙を掲載しております…

今日は立川競輪場に行ってきました。

初めて現場でレースを見たのは89年…夏休みの家族旅行で父親に連れられた伊東競輪S級シリーズ初日でした。当時中3、トップクラスの選手の名前を少し知っていた程度、当然レースの記憶はほとんど残っていないのですが、2つだけ覚えています。

ひとつは、朝のレースで往年の名選手、高原永伍が全くいいところなく敗れたこと。
もう一つは、最終レースを佐藤仁が強烈な自力で制したことでした。

活躍期の専門紙を2つほど載せます。

1989/09/26 静岡オールスター決勝(競輪専門紙 ひかり様より)
坂本勉が特別初優勝。

この伊東のレースです…1989年は特別決勝2回、記念優勝1回。

2度目の現場は翌年の夏休み、父親に今度は松戸競輪場に連れられ開設記念初日を見ます。主役は滝澤正光、完全無敵でなくなったといえ、まだまだ地元では無敵でしょって頃ですから特選は当然被るのですが、そこで佐藤仁がモンスターを振り切っちゃうんですね…佐々木昭彦に差されての2着。

1990/09/20 宇都宮オールスター初日(日刊プロスポーツ新聞社様 赤競より)

2つのレースが今でも…です。
大学に入って堂々と競輪場に入れるようになった頃には(まだ学生は車券ダメでしたが…)少し力が落ちていましたが、レースを見るのが楽しみだったのを覚えています。

競輪に興味を持ち続けるきっかけとなった選手です。

私のスケジュール上レースを生で見られるのは2日目がラストチャンスということで、見に行きました。本線善方政美の番手、4車のラインができました。

競られはしないが直線の長い立川で2着を死守できるかです。

スタートは愛知勢が取ってくれて前受け、いったん植木貴志に押さえられるが善方がすかさず叩き返して、

伊東拓也がカマすが善方ペース

直線一杯でした。
交わされると思ってましたが、実際なったときは頭が一瞬白くなり、ゴール時の写真を撮るのが遅れました…。

(あと1走ありますが、本当にお疲れ様でした、ありがとうございましたの気持ちです)

おまけ

・食事

豚串モツ

鳥モモ

・立川は撮影OK

しかるべき手順を踏んで撮影できます。SNSへの掲載も悪いことをしていなければ大丈夫です。
1角スタンドが開いており、人も少なかったので他の方に迷惑かけず撮れたかと思います…。

・個人的に期待している中村美那

初めて現場でレースを見ました。自分のタイミングで仕掛けたときのスピードの乗りが悪くなく、徐々に伸びていってほしいと思っている選手です。

(レース見学料として買いますが、やって欲しいレースをしたら車券には…どう買えばいいのか悩みます)

このメンバーでは現状苦しく、前受けしそうな徹底先行石井貴子相手にどうするかと思って見ていましたが…

打鐘4角意を決して仕掛けましたが3番手のヨコまででした。

良く仕掛けました。これが見れれば十分です。
ただ、これだと間違いなく点数は上がらない訳で、来期はもう少し点数をまとめに行かないと苦しくなってしまいます。
(制度が良くない…)

今日は6Rまで見て帰ったのですがチャレンジ戦、どれも良いレースが展開されていて面白かったし、現場でぜひ見て欲しいと感じました。
(今はまたスタートが重要になっているのが選手の動きを見ても分かりますね)

あとスタッフの皆さん親切で、特に若い職員の方は神対応で恐縮でした。

いろいろと書きたことはあるのですが、こんなところで。
それでは失礼いたします…。

「ラスト開催in立川(2020/12/29)」への5件のフィードバック

  1. レポ、ありがとうございました。
    車券に役立てる情報というだけでなく、選手1人1人に対する思い入れが伝わってきました。自分も苗字が一緒というだけで植草亮介応援してます(笑)最近、不甲斐ないですが。
    さてさて誘導の新ルールになってしばらく経過しましたが、山口龍のあり得ない失格など、物申したいことばかり。チャレンジレースの117期も相変わらず厳しいレースをしている選手が多いですね。その中、ベテランが活躍できなくなっていることが、日々、悲しいですね。今後も更新作業大変だと思いますが、よろしくお願いいたします。

    1. >植草 秀雄さん
      コメントありがとうございます。

      選手・関係者が多数ご覧になっているので、表現には気を遣っているつもりです。一方競輪ファンの方もご覧になっているので、あまりに当たり障りのない書き方も…そのあたりのバランスを考えながら書いています。

      あと、ファン歴も長くなり50期代後半以降だとずっとA級で走っていたような西の選手でない限りは往時の走りを知っているので、そのあたりを(踏まえて)書けるというのはありますね。

      誘導の新ルール自体は良いと思うのですが、罰則が厳しい…。車番の決め方も抽選にするとか、勝ち上がり戦で1着を取った選手の中から1番車…の方が良いのではと感じます。ミッドナイトでやっている得点順は強い選手をさらに…まあ堅い番組が売れて、それで新記録が出るのだから続くでしょうが、レースは味気ないのが増えてしまいますね…。

      >今後も更新作業大変だと思いますが
      これから一番面倒な2021年前期の初期データ作成をしなければならないと思うと…ハァー(笑)。
      需要がある限り頑張ります。

      1. 返信、ありがとうございます。
        なかなか同じような角度で競輪を見てくれている方がいないので、僕としてはうれしいですね。ありがとうございます。
        コメントいただいた、ミッドナイトの件は全く同感です。
        競輪の前受の特性とか、今の7車レースであれば、なおさらですね。選手も育たないような気もいたしております。
        また更新作業がんばってください!

  2. レポ、ありがとうございました。
    大変興味深く読ませていただきました(個人的には、へぼたろ様がほぼ同世代と知り、ビックリしています)。

    私は、専らお馬さんで、未だに車検は買った事はないのですが、学生時代『ギャンブルレーサー』を読んでた口で、当時のスター選手が記載されている新聞に感動すら覚えます。

    佐藤仁選手。
    利己的な計算(あっせん選択)で走れば、選手生命も或いはもう少し…というのは、当のご本人が最も熟知されておられるでしょう。
    自らの流儀を貫き、それに殉じた結果を受け入れ…。
    ファン・選手仲間から、拍手されての…だと思います。

    1. >竜飛岬腰満さん
      同世代でしたか。今期は同い歳の選手が2人代謝にかかって、1人は薄い可能性を求めて頑張って頑張った結果だったので、ちょっと寂しい思いを持ちつつ更新していました。

      新聞は競馬、競輪、結構持っていまして、馬は50年前くらいから、競輪は35年前くらいからのものがあり、機会あれば出しています。30年前になると、ネットにもなかなか情報がないので資料としても貴重ですね。

      佐藤選手くらいの実績・キャリアになると、その前に引退される方も多いのですが、走り切る場合はあっせんを全てこなして…とする傾向の気がします。ええ、コンマ1くらいの差なら手を尽くしてギリギリ残ることもできたかと。もちろんそれならそれで他の選手の選択も変わってくるのですが。
      今回の立川開催は大ベテランが多く斡旋されていて、特に松井英幸、諸田勝仁、中武克維選手(あと坂本英一選手も)とは同時期に特別(G1)を走っていました。また立川は学生時代走っていたバンクでしょうし、そこに追加が入って良かったなあと。
      個人的にも、夜勤前に撮ってもSNSに掲載できない西武園に行くよりは、休みの日にじっくり見られて、記事も公開できる立川がラストに入って、嬉しかったです。

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